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記憶の記録。あるいは独白。
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20代仕事筋の鍛え方 / 山本 真司
評価:
山本 真司
ダイヤモンド社
¥ 1,980
(2005-08-20)

■概要(Amazonより引用)

銀行、MBA、外資系コンサルタント、独立とキャリアを重ねてきた著者が20代に贈る「逆説的キャリア論」。

 

■所感

”最初に転職した外資系コンサルティング会社は七年半勤務して、かたちは依願退職だけどれどもね。成長の壁にぶつかってしまって、どうにもこうにも身動きがとれなくってしまってクビになる前に辞めたんだよ”

経歴を観ればバリバリのエリートに見える著者も、挫折を経験して今に至っている。そんな著者の「学習力の向上自体が人生の目標」「作用は自分の力で起こし、反作用はその結果を淡々と素直に受け入れること」といった地に足に着いたキャリア論は納得感がある。

報酬や名声といった外面的な「キャリア」に憧れがちな20代の人たちにとっては、考えさせられる読み物になるだろう。

 

■メモ

  • 学習の時期とリターンの時期を経験したか。最初の2年くらいは闇雲に新しい職場で必要とするスキルを学んだ。次の2・3年が実践しながら学ぶ期間、最後の2~3年が大きなリターンであり成果を上げてさらに学ぶ期間だった。たまたま7年半で一つのサイクルになっていた。
  • ワンサイクルが終われば新たなチャレンジに臨めばいい。その会社に自分を成長させる機会や一から勉強できる機会が存在するならそれに取り組めばいい。そうでなければ転職を考えればいい。
  • 努力は2つある。自分を磨く努力、そして今の自分をどううまくお金に結び付けるかっていう努力。後者はお金儲けに向けてどうポジションをとるかが大事になってくる。それでは自分の実力は伸びない。
  • お金を追いかけたら行動は短期に偏ってしまいがち。成果主義のもとに目先の利益に目を向けることで、中長期に鍛えるべき能力を犠牲にする可能性がある。特に怖いのは、実力を磨くことなく、自分を実力以上に見せかけるテクニックばかりを学ぶこと。短期的には評価されても、長期的にはスッカラカンの人間になる。
  • 20年後がわからない。だからこそ、現在の仕事を通じてどんな時代にでも通用するケイパビリティ、すなわち仕事能力を鍛えることが重要。
  • 説教をする心理は自分の優位性、優越性の確認に過ぎない
  • スキルが上がったとか何かの知識を学んだとかそんな低次元な喜びではなく、新しい難しいことでも簡単にマスターできるようになったといった、自分の成長を感じる喜びを感じられるようになったことが大きい(学習力自体の向上)。その向上を通じて知らないことでも新たに挑戦しようと思える。
  • 自分の力でどうにもならないことは素直に現状を受け入れることにした。抵抗するのをやめた。作用と反作用、作用は自分の力で起こし、反作用はその結果を淡々と素直に受け入れることでバランスをとるということ。

 

以上

| ビジネス書(一般) | 17:23 | comments(0) |
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