murasaki

記憶の記録。あるいは独白。
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KREVA/心臓
ポニーキャニオン
(2009-09-08)

想像以上の出来。


メロウな曲で固められた前半部の楽曲は、今までのような、雰囲気ばかりのトラックとキレを欠いたラップによる退屈なものでは決してなくなった。トラックは時に変調を織り交ぜながらも根底にHIPHOPらしいビートを感じるものであり、非常に魅力的なものとなっている。また単純にKREVAのメロディライン自体が冴えを増しており、以前のような中途半端なポップさではなく、ある意味振り切った感じがして好印象。
ラップも、より歌に近いフロウにシフトしているのがいい。前作までのラップは、当人にとってはいろいろ狙いはあったにせよ、どうものっぺりとし過ぎていて、音を外した下手なものに聴こえてしまっていたが、今回は十分聴いていられる。

前半部で気に入ったのは「Tonight」。極限まで機材でいじった歌声が妙な切なさを感じさせる。

後半はやはり「ACE」がすごくかっこいい。音の迫力と勢いだけで十分なくらいのトラックに、KREVAがいかにもらしい自信家なリリックを吐き出していくもんだから圧倒される。


ただし、後半がアッパーという割には、実際に彼のラップスキルを誇示するような曲は「ACE」「中盤戦」くらいで、他は前半部ほどではないにしろメロウなものが続く。

そこさえ気にならなければ十分に傑作だろう。

| 音楽(HIPHOP) | 04:01 | comments(0) |
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